教育関係の皆様へ(中・高連携)

提供できる講座の一例

当校にはリハビリテーションを支える3職種(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)が教員として揃っています。
医療や福祉に関する様々な講座を提供させていただきますので、是非ご活用ください。
ここにない内容も遠慮なくご相談ください。可能な限りご要望に添った形で実施させていただきます。


理学療法士のしごと

理学療法士の仕事の一連の流れを実技および講義形式で紹介する。特に対象者の悪いところを探す方法(検査・測定)や実際の治療に用いられる筋力練習・関節可動域練習についての説明と実際の体験を行い、職業に対する具体的なイメージを持てるようにする。

【形式】 座学+実技

【実施人数】10〜20名

理学療法士のやりがい 〜発展途上国での経験から〜

理学療法士に必要なマインドとスキルを体験談と簡単な実技で学ぶ。自身の身体を使った実技で理学療法士の技術を直感的に学ぶとともに、講師の発展途上国(パプアニューギニア)での体験を知ることで、仕事のやりがいや必要なマインドの理解につなげる。

【形式】座学+実技

【実施人数】1〜40名

理学療法士とバイオメカニクス 〜数学と物理学で治療する〜

3次元動作解析装置のデータ画像紹介やそれを基にした実技を行う。理学療法士はヒトの動作の専門家であり、ヒトの動作は物理学(特に力学)で説明できる。例えば歩行を理解する上で、重力や床反力といった外力、身体各部の質量に応じた加速度、角加速度という要素の理解は重要である。ここではヒトの動きに関連する力学についてを説明したうえで、それが実際に痛みの除去や歩容の改善、パフォーマンス向上などに向けた理学療法で役立てる方法を紹介する。

【形式】座学+実技

【実施人数】1〜10名

 

効率的な筋力トレーニング

いわゆる筋力トレーニングは闇雲に負荷をかけて、沢山行えば良いというものではない。理学療法士のもつ解剖学や生理学の知識と、それを活かす技術を用いれば、効率的な筋力トレーニングを行うことができる。本講義では、筋収縮のメカニズムと筋繊維の種類を説明し、赤筋と白筋の特性を考慮した筋力トレーニングの方法(スロートレーニング等)を解説し、実際に体験する。部活動における筋力トレーニングにも活用できる内容である。

【形式】座学+実技

【実施人数】10〜40名

発達障害のリハビリテーション

人の身体はどのように発達するのか。赤ちゃんの運動の発達から正しい身体の扱い方を学ぶ

【形式】座学+実技

【実施人数】制限なし

対人関係のリハビリテーション

対人関係に課題を抱えている人に、作業療法はどのような支援を行うことができるのかを学ぶ。傾聴のスキルや、人と人が出会い理解を深め合うことに関するワークショップを行う。

【形式】実技

【実施人数】制限なし

日常生活と自助具

身体が不自由になると日常生活度どのようなことに困るのか。それらを解決する手段を考えるとともに、自助具を作成して実際に使用してみる。不自由さを抱える方にとって、自分の出来ることを広げることがいかに大切かを理解する。

【形式】座学+実技

【実施人数】1〜10名

高次脳機能について

脳の仕組みについてわかりやすく学び、一般に知られていない高次脳機能障害についての概論とリハビリテーションについて学ぶ

【形式】座学

【実施人数】2〜40名